2014年7月3日木曜日

久高島つづき (海ぶどうの異変)

「これ、みてごらん」
サンゴが入った容器
注がれているのは海水
 























福地さんが指さしたのは
海ぶどうプールに海水を流す先にある容器


「はい、濾過してるんですか?」

「そうだよ、海水を濾過している

だだよ・・・・
こんなことするようになったのも12年くらい前からさぁ
昔はこんなことしなくても海の水はきれいだった

以前はぶどう取ってきて、プールに3日泳がせて、
そのままパック詰めして出荷しよった

でも、12年前からクレームがきた

『福地さんの海ぶどう2日たったらしぼんで売り物にならない』
と言われた
そんなことがあるかと自分でも見てみたよ


「そしたら本当に2、3日たったらしぼんで売り物にはならなかった」


「俺だけじゃなかった
なにが起こっているのか、仲間達と相談したよ
原因がわからないから殺菌剤をまく漁師もでた

それで海ぶどうは大丈夫だけど
海が汚れるからそれはやりたくなかった」

「なにが起こっているのか?
毎日考えた
年寄りの話をきいて以前と
なにが違うのかも
考えた
で、気づいたわけよ原因に・・・・」



「原因ってなんですか(ゴクリ)」

「この容器に入ってるサンゴ
ちょっとかき混ぜてごらん」

 
下はヘドロ状態でした


































そう言われ手で混ぜてみました
すると汚れで水が見えなくなるほど


「この汚れ畑から流れてきてるんだよ」

「え?・・・・・・」



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